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おはようございます。
ご訪問下さり、ありがとうございます。
人間味のある生活を教えてくれた
映画は樹木希林さんのナレーション。
冒頭から、ほっこりするような口調で始まります。
愛知県に40年程前に、建築家である修一さん自らが設計したという自宅。
決して大きい佇まいではなく、平屋建築のお家。
でもそれ以上に目を引くのは、数多く植えられた植物や果実。
自宅ができてからずっと、お二人で大切に育ててきたのだそう。
津端修一さん90歳、英子さん87歳
合わせて171歳
映画の中で、修一さんが幾度となく手紙を送るシーンが印象的だった私。
以前からの習慣で、もう趣味の一環のような様子でした。
そこに直筆の絵と共に書かれる、
90+87=171
という数字。
お二人の年齢を表しています。
単なる数字なのですが・・・私にはとても深い数字に感じました。
英子さん一人の生活へ
2015年6月のある日、修一さんは畑仕事を終えて昼寝をした後、そのまま起きてこなかったと言います。
その後からは、妻の英子さん一人での生活。
もう亡くなってから2年程経つのですね。
いつも修一さんが使われていた食器にご飯を盛って、仏壇にお供えされていた姿がとても印象深かったです。
今でもきっと、そうしているのかなぁ。
この映画を観ることができて、本当によかったと思います。
お二人が提唱する「人間味のある生活」が、少しですが理解できたかな。
いつかこんな素敵な生活ができるように、なりたいと強く思いました。
ふたりからひとり ときをためる暮らしそれから [ 津端英子 ]
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