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まめの病気
まめの体調が悪くなりだしてから、しばらく経ちました.
当初は予想もしていなかった展開に、わが家の家族はとても驚き、そして改めてまめが家族の一員としてとても大切だということを感じています.
まめは乳び胸という、とても珍しい病気を患っています.
先日かかりつけ医にかかった時に、エコーをしてもらい胸に溜まった水を抜いてもらいました.
その際はただの水か、膿なのか、どっちかだと思いますよ、と先生に言われて幾分か安心していた矢先のこと…
お迎えの着信があり、電話の様子もあまり良い雰囲気ではないことは感じました.
急ぎ足で病院へ向かい処置室へ通され、おまめのかかっている病気について、一通り説明を受けました.

乳び胸とは
乳び胸とは、体内のリンパ管のどこかが破れてしまい、そこから体内へリンパ液が流れ出てしまうという病気です.
そのリンパ液が肺の周りに溜まって、肺をどんどん圧迫していくので、呼吸が苦しくなり努力呼吸や咳が見られたりします.
まめの場合は、苦しそうな呼吸で異変に気が付きました.
リンパ管が破れるのにも、衝撃によるものだったり、心臓病などの二次的な要因だったりと、原因がある場合もあるそうです.
ですが多くの場合が、原因不明の突発性なのだそうです.
なのでまめの場合も、特発性乳び胸というのが正式な病名.
抜いたリンパ液を見せてもらい私も驚いたのですが、牛乳のような乳白色をしているのです.

これが本当は体内に吸収されていくものなので、栄養分や大切な物質を多く含んだ液体なので、このような乳白色をしているのだそうです.
この溜まってしまったリンパ液をどうするのかというと、①針を刺して抜く、②食事を低脂肪のものに変えてみる、というのが始めの治療.
それで改善が見られない場合は、身体に穴を開けてチューブを入れてそこからリンパ液を抜くという手術.
これらをしてもほとんど延命治療にしかならず、根本的な部分は解決しないです.
最終的に外科的治療として手術を行います.
リンパ液の漏れ出している付近のリンパ管を縛り上げる手術になります.
その後の予後も保証は一切されず、再発の恐れももちろん多くあります.
手術中に亡くなるケースも10%程あるそうです.
でもこのまま黙ってまめを放っておくことなんて私たち家族にはできません.
本当に不安だし怖いけど、まめは大切な家族の一人.
まめもこの家族だったら大丈夫だから、とわが家にきてくれたに違いない!と夫と話しました.
きっと、まめがわが家に来てくれたのには、意味があるのですよね.
他のわんちゃんたちのように、長くは生きられないかもしれない.
でもきっと手術が成功したら、また元気に走り回れる日がくるはず.
今は呼吸が苦しいせいか、とにかく寝ていることが多いおまめ.
あんなにいつも走り回って楽しそうな姿を見せてくれたのに.
きっと大丈夫.
まめを信じて、手術を受けたいと思います.

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